主のからだをわきまえないで飲み食いする者は、その飲み食いによって自分にさばきを招くからである。
だから、ふさわしくないままでパンを食し主の杯を飲む者は、主のからだと血とを犯すのである。
あなたがたの中に、弱い者や病人が大ぜいおり、また眠った者も少なくないのは、そのためである。
わたしの兄弟たちよ。あなたがたのうち多くの者は、教師にならないがよい。わたしたち教師が、他の人たちよりも、もっときびしいさばきを受けることが、よくわかっているからである。
しかし、堅い食物は、善悪を見わける感覚を実際に働かせて訓練された成人のとるべきものである。
感謝してこれをさき、そして言われた、「これはあなたがたのための、わたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい」。
したがって、権威に逆らう者は、神の定めにそむく者である。そむく者は、自分の身にさばきを招くことになる。
命令を守る者は災にあわない。知者の心は時と方法をわきまえている。
さて、わたしの兄弟たちよ。何はともあれ、誓いをしてはならない。天をさしても、地をさしても、あるいは、そのほかのどんな誓いによっても、いっさい誓ってはならない。むしろ、「しかり」を「しかり」とし、「否」を「否」としなさい。そうしないと、あなたがたは、さばきを受けることになる。
また人の子がきて食べたり飲んだりしていると、見よ、あれは食をむさぼる者、大酒を飲む者、また取税人、罪人の仲間だ、と言う。
だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。